債券とは?債券と金利の関係性 → 債券の価格が上がると金利は下がる

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債券とは広く一般の投資家からまとまった資金を調達するために、毎年必ず一定の利子を払うことを約束する「借用証書」のようなものです。

「資金を調達するため」という目的では株式発行と何が違うのかと思われる人もいるかもしれませんが、債券はあらかじめ「価格」「額面」「利率」「利払日」「満期日」などが決められて発行されます。

債券には様々な発行元があり、発行元によって呼び名も以下のように変わってきます。

◎国が発行:国債
◎自治体が発行:地方債
◎金融機関が発行:金融債
◎民間企業が発行:社債

債券と金利の関係性

ギリシャ危機に関するニュースがテレビで流れていた時、「ギリシャの国債が暴落して金利が急上昇した」と騒がれていましたが、なぜ国債が暴落すると金利が上昇するのでしょうか?

ここからは債券と金利の関係性をみていきます。

一般的に債券の価格が上がるということは債券に対する需要が高いということです。

需要が高いから価格が上がるのですが、このケースでは金利が下がります。

たとえば、額面価格100円、期限1年、利子(表面利率)5%で発行された債券は、1年後の満期時に元本の100円と5円の利子を受け取れます。

ところが、債券は発行後、市場で取引(売買)され価格が変動します。

もし、この債券の人気がない場合(需要が低い場合)、当然その債券の価格は下がります。

仮に95円まで下がった時にこの債券を買ったとします。

それでも1年後の満期時には元本100円が帰ってくるので、5円の利子以外に差益も5円受け取れます。(※利子は購入時期により異なります。)

つまり、債券価格が下がると、受取金額が増えるため、結果的に利回りは上昇したということになるのです。

債券価格が下落 = 利回り上昇

逆に、債券価格が上がった場合は利回りは低下します。

債券価格が上昇 = 利回り低下

これが債券と金利の関係です。

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