「格付け」が存在する意味と格付け機関によるランク付け

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「格付け」とは資金を調達するために会社が発行している「社債」や国が発行している「国債」の安全度のことです。

格付け機関という会社があり、企業や国の安全度を調べています。

なぜなら、投資家が企業や国債に投資をする際に、1つの目安(格付け)がないと適切な投資ができないからです。

世界的に有名な格付け機関

国や大手企業が発行した債券(国の場合は「国債」、会社の場合は「社債」)は、専門の格付け会社によって格付けされますが、世界的に有名な格付け機関は以下の3社です。

・スタンダード&プアーズ
・ムーディーズ
・フィッチレーティングス

格付け会社では、専門のアナリストが国や企業の発表したデータを元に独自に調査・分析し、国債や社債の信用力を格付けします。

一般的に「AAA(トリプルエー)」を最上位として以下のようにランク付けされます。

AAA(イギリス、ドイツ、フランスなど)
 AA(日本、アメリカ、中国など)
  A(イタリア、韓国など)
BBB(ロシア、インドなど)
 BB
  B
CCC
 CC(ギリシャ)
※S&Pのソブリン格付けリストより 2011.12.31現在

「AAA」なら債務を履行する能力は極めて高いと判断されたことになります。

つまり、格付けは債券の信用度を計る目安となり、投資の判断材料として利用されるのです。

その一方で、大手格付け会社の格付けが市場に与える影響が大きすぎるのではという意見もあり、今回のヨーロッパの債務問題を見通せていなかったという批判も上がっています。

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