欧州金融危機の原因はギリシャの赤字隠蔽。日本にも影響がある?
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2009年10月、ギリシャで政権交代が行われ新政権が発足すると、前政権が隠蔽していた多額の財政赤字が発覚しました。
ギリシャは2001年に自国の通過ドラクマを廃止し、ユーロを導入していたので、市場ではユーロ不安が広がり、これが現在の欧州金融危機の直接的なきっかけとなりました。
これをきっかけに、ギリシャの国債の格付けが引き下げられ、債務不履行の不安から国債価格は暴落します。
そこで、EU諸国や欧州中央銀行、IMFがギリシャ支援プログラムを決定。
しかし、欧州ではギリシャ以外にも財政赤字で苦しむ国があり、そうした国々の国債を保有する民間銀行の経営は圧迫されていきます。
こうした一連の出来事を受け、欧州の通過であるユーロが急落し、ユーロ安円高に。
2011年12月29日には初めて1ユーロ99円台をマークし、2012年1月6日には97円台までユーロ安円高となりました。
2011年、EUはこれ以上の債務危機が他国に波及するのを食い止めるため、ギリシャを含めた債務国への支援金を約1兆ユーロに拡大することに決定します。
しかし、いざ金融危機が起こると、現在のグローバル化した経済状況では世界金融危機への発展の可能性も否定できません。
現在、世界の金融は非常に密接に関連しているので、金融危機は世界中に広がりやすいという傾向があります。
ヨーロッパというと飛行機で10時間以上と遠い国のイメージがありますが、ヨーロッパ発の金融危機が日本を襲うことも十分に考えられるのです。
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