アメリカ独立戦争とフランス革命の裏に税金あり、窓税と間口税、日本の税金の歴史

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先日、たまたま観た「日経 みんなの経済教室」の「税金はなぜ必要か?」という番組で税金の歴史のようなことを放送していて、これがけっこう勉强になったので簡単にまとめたいと思う。

最近は消費税が10%になるならない、法人税が20%代になるならない、相続税が変わるなど、税金についての変動が増えてきました。

それだけ、今の日本の財政が厳しいということなのでしょう。

番組では、法律に基づいて税金をかけることを「租税法律主義」と呼び、民主主義の基本と言っています。

そして、その税金は様々な行政サービスに使われ、私たち国民が生活しやすくなることに使われています。

アメリカ 〜 ボストン茶会事件とアメリカ独立戦争

1773年、アメリカでは「ボストン茶会事件」というものが起きた。

イギリスの植民地だったアメリカが、お茶をイギリスから輸入した時に、イギリス側がアメリカに課税してきて、それに怒ったアメリカ人がお茶の箱を海へ投げ入れたという事件。

アメリカの代表をイギリスに置いていないのに、イギリスが課税してきたことにアメリカ人が怒った。

お茶への重税となり、これがアメリカ独立戦争の発端に。

そして、アメリカ独立戦争(1775〜1783年)が起き、アメリカの13の植民地がイギリスから独立。

このとき、「代表なくして課税なし」と言われた。

フランス 〜 フランス革命と窓税

フランス革命(1789〜1799年)とは絶対王政への不満から起こった市民革命。

王様が戦争するだの、王宮を建てるだのと勝手に税金をガンガンかけてきたので、民衆が怒ってフランス革命になった。

アメリカ独立戦争やフランス革命をみると、事件の裏に税金あり。

さらに、フランスでは「窓税」というものがあった。

窓を外から数えて、5つあるから5つ分の税金を払って下さいというもの。

窓があるとそれだけ裕福な家と解釈されていた。

日本でも江戸時代に間口(家の正面)の広さで課税する「間口税」というものがあった。

今では、企業の売上や従業者数など事業規模に応じて課税される「外形標準課税」がある。儲けに対してではなく、外見で分かるものに課税する税金。

日本の税金の歴史

明治時代に富国強兵(国を豊かにし軍事力を高めること)で、日本はお金が必要だった。

そこで、税金をたくさんとろうということになった。

その結果、1887年に「所得税」が初めて導入。

導入当時の「所得税」は年間所得が300円以上の人が対象だったが、実際に払っていた人は人口の0.36%のみ。

なので、当時は「所得税」のことを「富裕税」や「名誉税」と呼んでいて、ステータスみたいなものだった。

その後、1940年には「法人税」、1989年には「消費税」が導入され、今の日本の税収の8割を担う3つの税金が揃った。

2013年度の一般会計の税収は約47兆円で、3つの税金の割合は以下のようになっている。

  • 所得税:33%
  • 消費税:23%
  • 法人税:22%

しかし、2014年に消費税が8%になったので、消費税(15.3兆円)が所得税(14.8兆円)を上まわった。

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